10月23日は霜降。暖房器具を出す前に、NITEの発表と取扱説明書で確かめたいこと(主な暖房器具の事故は5年で596件)

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霜の降りた庭が見える窓辺の部屋で、床に出した白い電気ヒーターと開いた説明書、布と青い缶

国立天文台の暦によると、2026年の霜降(そうこう)は10月23日(金)18時38分。次の二十四節気の立冬は11月7日(土)18時52分です。霜が降りはじめるころ、という名前のとおり、朝晩の冷えを感じて、暖房器具を押し入れから出そうかと考えはじめる時期にあたります。

この記事では、出す前に知っておきたい数字と呼びかけを、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)の発表から確かめて、出してから使いはじめるまでの順番をまとめます(2026年10月21日に確認)。二十四節気の日付が時刻まで決まっているしくみは「10月8日は寒露」の記事に書いています。

主な暖房器具の事故は、5年で何件?

NITEは2025年10月30日に、電気と石油の暖房器具の事故についての発表を出しています。そこに、NITEに通知された事故の数が書かれていました。考えてから、カードをめくってみてください。

どれくらいだと思う?

2020年から2024年までの5年間に、NITEに通知された「主な暖房器具の事故」は何件?
A. 約60件 B. 約600件 C. 約6,000件

答え

B. 596件。NITEの発表(2025年10月30日)に、2020年から2024年までの5年間に通知された製品事故の情報で「主な暖房器具の事故が596件」とあります。

この596件は、2020〜2024年の5年間の数字で、2025年10月に発表されたものです。「去年の秋の発表で、2024年までの5年分」と読んでおくのが正確です。

発表の題は「ストーブとの程よい距離感が大切です~『電気』『石油』暖房器具の事故を防ぐ4+1のポイント~」。電気の暖房器具も、石油の暖房器具も対象で、事故を防ぐためのポイントが「4+1」にまとめられています。ポイントの中身は、記事の最後に挙げたNITEのページで、図といっしょに読めます。

石油の暖房器具:昨シーズンの灯油は使わない

石油ストーブや石油ファンヒーターを使う家で、まず確かめたいのが去年の冬の灯油が残っていないかです。NITEのメールマガジン(2025年11月11日)は、「新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しないようにしましょう」と呼びかけています。

ポリタンクに少しだけ残っている灯油も、「もったいないから先に使う」ではなく、新しい灯油を入れて使いはじめます。残った灯油をどうするかは、住んでいる地域の決まりや、灯油を買ったお店に確かめてください。

新しい灯油をポリタンクから器具のタンクへ移すときに使うのが、給油ポンプです。手で押すもの、電池で動くものなど、形は商品によっていろいろあります。

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使える器具やタンク、電池の種類は商品ごとに違うので、商品の説明で確かめてください。

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出してから使いはじめるまでの順番

点検や手入れのしかたは、器具の種類や機種ごとに違います。NITEの発表のポイントと、手元の取扱説明書の2つを読んでから使いはじめる、という順番にしておくと、見落としが減ります。

  1. 取扱説明書を出す:器具といっしょにしまっておいた説明書を、先に手元に置きます。
  2. NITEの発表の「4+1のポイント」を読む:電気・石油のどちらの器具か、自分の家の器具に当てはめながら読みます。
  3. 取扱説明書の、点検や手入れについて書かれた項を読む:書かれている順に確かめます。
  4. 石油の器具なら、灯油を新しいものにする:昨シーズンの灯油は使いません(上の節)。
  5. 気になることがあれば、使う前にメーカーに相談する:問い合わせ先は、取扱説明書やメーカーのページで確かめます。

霜降から立冬までは、2026年は15日あります。本格的に冷えこむ前のこの時期に、1日1台ずつでも読んでおけば、寒くなってからあわてずにすみます。

冬の電気・ガス代の補助は「まだ調整中」

暖房を使いはじめると、気になるのが電気代とガス代です。2026年10月21日の報道(TBS NEWS DIG)では、来年1〜3月分の電気・ガス代の補助を再開する方向で調整していると伝えられています。財源は、今年度の予備費を使うことを軸に検討されている、という内容でした。

ただし、これは調整中と報じられている段階で、まだ決まってはいません。金額や、いつの使用分から何円安くなるのかは、決まったあとに資源エネルギー庁などの発表で確かめてください。

3問クイズ

  1. Q1. 去年の冬の灯油がポリタンクに少し残っていた。先に使ってしまってよい?

    • ○ 使ってよい
    • ✕ 使わない
    答えと解説

    答えは ✕。NITEのメールマガジン(2025年11月11日)は「新しい灯油を使い、昨シーズンの灯油を使用しないようにしましょう」と呼びかけています。

  2. Q2. NITEの発表(2025年10月30日)の「4+1のポイント」は、電気の暖房器具にも当てはまる?

    • ○ 当てはまる
    • ✕ 石油の暖房器具だけ
    答えと解説

    答えは ○。発表の題に「『電気』『石油』暖房器具の事故を防ぐ4+1のポイント」とあり、電気と石油の両方が対象です。

  3. Q3. 来年1〜3月分の電気・ガス代の補助は、2026年10月21日の時点でどうなっている?

    • 金額まで決まった
    • やらないと決まった
    • 再開の方向で調整中と報じられている
    答えと解説

    答えは「再開の方向で調整中と報じられている」。2026年10月21日の報道の時点では、まだ決まっていません。

まとめ:霜降から立冬までに、取扱説明書を1回読む

2026年の霜降は10月23日18時38分、立冬は11月7日18時52分。NITEに通知された主な暖房器具の事故は2020〜2024年の5年で596件でした。石油の器具は昨シーズンの灯油を使わず新しい灯油で。どの器具も、NITEの「4+1のポイント」と取扱説明書を読んでから使いはじめます。冬の電気・ガス代の補助は、まだ調整中です。

※暦は国立天文台、事故の件数と灯油の呼びかけはNITEのページで、2026年10月21日に確かめたものです。事故の件数は2020〜2024年の5年分(2025年10月30日の発表)です。補助の話は2026年10月21日の報道によるもので、決まったことではありません。器具の使い方・点検のしかたは、それぞれの取扱説明書とメーカーの案内に従ってください。

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