10月8日は寒露。二十四節気は「日付」ではなく「太陽の位置」で決まっていた、という小さな発見

カレンダーの隅に小さく書かれている「寒露」の文字。読み方は「かんろ」です。草木におりる露が冷たく感じられるころ、という意味の、二十四節気のひとつです。

2026年は10月8日(木)が寒露です。ただ、国立天文台の暦を見てみると、そこには日付だけでなく「15時29分」という時刻まで書かれていました。二十四節気は、カレンダーの日付ではなく、太陽の位置で決まっていたのです。

寒露は「太陽が195度に来た瞬間」

地球から見ると、太陽は1年かけて星座の間を一周するように動いて見えます。この通り道(黄道)を360度として、春分を0度にしたときの太陽の位置を「太陽黄経(こうけい)」といいます。

二十四節気は、この360度を15度ずつ24に分けたものです。国立天文台によると、寒露は太陽黄経が195度になる瞬間。2026年は、それが10月8日の15時29分(日本時間)です。

二十四節気太陽黄経2026年の日時(日本時間)
秋分180度9月23日
寒露195度10月8日 15時29分
霜降(そうこう)210度10月23日 18時38分

1年はぴったり365日ではないので、太陽が同じ位置に来る時刻は、年ごとに少しずつずれます。そのため、二十四節気の日付は毎年同じとは限らず、国立天文台が毎年2月に、次の年の日付を「暦要項(れきようこう)」として発表しています。

また、「寒露」は10月8日の1日だけを指すこともあれば、次の霜降の前の日(10月22日)までの約2週間の期間を指すこともあります。

暦は秋でも、2026年の10月は暖かめ

寒露のころは、秋雨が終わって晴れる日が増え、夜に晴れると朝の空気がぐっと冷えこむ時期だとされています。

ただ、2026年の秋は、気温の高い状態が続く見通しです。日本気象協会の解説(9月24日)では、10月は平年より気温が高いところが多く、晴れる日が多い一方で、朝晩は20度を下回る日が出てくるとされています。

寒露のころの、ちょっとした準備
  • 朝晩用の1枚を出しておく:昼は半袖でも、朝の通勤・通学や夜の帰り道は冷えることがあります。カーディガンなど、さっと羽織れるものを手前に
  • 寝具を1段階だけ秋に:明け方の冷えこみで目が覚めないよう、薄手の掛け物を足しておくと安心です
  • 夜の天気予報で「最低気温」を見る:その日の服は、最高気温だけでなく、朝の最低気温も見て決めると失敗が減ります

まとめ

2026年10月8日は「寒露」。二十四節気は、太陽の通り道を15度ずつに分けた「太陽の暦」で、寒露は太陽が195度に来た瞬間(2026年は15時29分)で決まっていました。日付が年によって変わることがあるのはそのためです。

今日の15時29分、窓の外の空を見ながら「いま太陽が195度」と思ってみるのはいかがでしょうか?

※2026年10月8日時点の情報です。天気の見通しは変わることがあるので、最新の予報を確認してください。

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